包装資材にもエコなものを。東京テープが提供している天然素材の商品をご紹介します

2022.06.25

SDGｓやESG、サスティナブル、脱炭素、環境配慮といった用語を目にすること多くなりました。弊社でも、HPをリニューアルしてからというもの、「天然素材でできた商品はないか」「エコな包装資材はないか」といった環境に配慮した商品を求めるお問い合わせが増加しています。こうした背景から社会貢献、ミッションを遂行しようと試行錯誤されている企業が増えていることを実感しています。

そこで、今回は東京テープが見る天然素材商品のニーズの移り変わり、現在弊社で取り扱っている商品についてご紹介します。

東京テープの天然素材の商品は現在18種類

東京テープが販売する天然素材の商品は、現在18種類。天然素材＝植物由来で作られているものと定義し、紙（パルプ）・綿（コットン）・麻（ジュート）製品を取り扱っています。

その他、環境に配慮した商品としてペットボトルをリサイクルした再生PETを使ったポリエステル製リボンの取り扱いもしております。

社会の変化を受け、天然素材製の包装資材のニーズが本格化

環境に配慮した包装資材へのニーズは、今なって急に高まったわけでありません。
過去にも何度か需要の波がありました。
波が長続きしなかった理由には、化繊商品との価格差・発色の違いが挙げられます。
今でこそ技術開発により価格を抑えられるようになってきましたが、当時は天然素材で作られたリボンは他と比べると割高でした。

また、天然素材製のリボンは化学繊維製品のような鮮やか色つやと同じようにとはいきません。その点も天然素材製のリボンが定着できなかった理由ではないかと考えます。

これらの事情から、よほど環境への課題意識、目的意識を持って天然素材を選ぶ企業以外は化学繊維製リボンに軍配を上げざるを得なかったといえるでしょう。

しかし、世界的に持続可能な社会を実現するための動きが加速化していることもあり、日本でもかつてないほど環境への配慮、サスティナブルへの意識を持つ企業・消費者が増え一般的になったのではないかと思うほどです。
また、技術開発による価格差の改善は天然素材商品をこれまでより採用しやすくし利用シーンの広がりに大きく関係しいるかもしれません。

東京テープ天然素材商品を特徴別でご紹介します

お問い合わせの内容に素材でご指定いただくケースが増えました。例えば、紙製のひも、綿のリボンと言った具合です。そこからご要望に合った形状、加工の種類をご提示し、予算を見ながらすり合わせていきます。

さて、各特徴は下記の通りです。他に、再生PETについてもご紹介いたします。

紙：色数が多い。紙という素材におもしろみを覚え長年扱ってきた素材であるため、バリエーションも豊富。太さ・加工方法にもよりますが比較的コストが低めです。

綿：定番品であれば在庫しているため、急なご要望にも柔軟に対応できます。
※オーダーを受けた色に染色も可能。

麻：見た目の「天然素材感」が強い。紙・綿と比較すると利用数が少ないため、抱えている在庫数が少なめ。大量発注の際はお早めにご相談ください。

再生PET：見た目が従来のポリエステル製リボンと変わらないため、「エコな活動はしたいが、これまでのリボンと風合いを変えたくない」といった企業様におすすめです。

商品：紐（ひも）

＊天然素材の商品は、化学繊維商品と比べて色落ち・色移りする場合があります。
　サンプル対応しております。お問合せよりサンプル依頼いただき、ご確認ください。

 

天然素材の商品の加工例

手軽に見栄えの良いラッピングができる加工技術が東京テープの強みです。ここでは、天然素材を使った加工例をご紹介します。なお、使用商品ごとに記した利用例はあくまで一例です。

〈ループ結び〉

箱、袋などさまざまなものに使える汎用性の高さが魅力。

使用商品名：ワックスコード（素材：綿）

皮紐のような見た目で、高級感を演出したいときに適しています。
利用例…アパレル、菓子店など

 

使用商品名：ラフィアコード（素材：紙）

紙製品自体の取り扱い数が多いため、在庫を豊富にご用意しています。
PPのように滑ることがない使い勝手の良さが魅力。
利用例…フラワーショップ、菓子店、雑貨店、肉屋など

 

〈リボン+ゴム〉

リボンとゴムを組み合わせることで、箱へのリボン掛けが手軽にできます。

使用商品名：コットンリボン（素材：綿）

無着色なものはナチュラルな印象が強く、自然派を謳うブランドの包装にぴったりです。
利用例…化粧品、アパレル、雑貨店など

 

 

―次回は動画により商品の使用感をご紹介します。

 

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